世界最高水準の音楽家たちによる、新しい時代のオーケストラ
Orchestra Tokyo は、クラシックからポップス、映画音楽、舞台音楽に至るまで、ジャンルを超えた表現力と感動を届けるプロフェッショナル・オーケストラです。
その始まりは、2024年11月2日に開催された「宮川彬良祭り」。この公演に出演した Gaila Philharmonic Ensemble Orchestra のメンバーが中心となり、世田谷から新たな音楽文化を発信すべく、Orchestra Tokyo として新たにスタートしました。
都内を中心に活躍する一流演奏家・スタジオミュージシャンらが集結し、世田谷区民会館を拠点に、地域と共に歩むオーケストラとして活動を展開しています。
Orchestra Tokyo は、音楽の力で人々の心を豊かにし、文化的な感動を創造することを使命としています。クラシック音楽の伝統を大切にしながらも、現代的な感性をもって新しい音楽体験を提供します。
教育プログラムやアウトリーチ活動にも積極的に取り組み、音楽を通じてすべての世代に寄り添い、社会貢献と文化振興を目指します。
Arnaud ARBET
指揮者・作曲家
アルノー・アルベは、現代音楽・コンテンポラリー音楽、そしてオペラの分野において、同世代で最も注目される指揮者の一人です。これまでに、マドリード交響楽団(シェーンベルク《浄められた夜》)、ケムニッツのロベルト=シューマン・フィルハーモニー(オルフ《月》)、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団(リーム《メキシコの征服》、ツィンマーマン《兵士たち》(共同指揮)、カゲル《マーレ・ノストルム》、サリエリ《嫉妬深い学舎》、ビゼー《カルメン》)、ミラノのベルナスコーニ・アンサンブル(カゲル《マーレ・ノストルム》および交響コンサート)、スウェーデン・ウメオのノールランド歌劇場交響楽団(オッフェンバック《ホフマン物語》および交響コンサート)、ブカレストのジョルジュ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団(リゲティ《ル・グラン・マカーブル》、クルターグ《終わりのとき》および交響コンサート)を指揮しています。
また、20世紀前半の音楽に特化したアンサンブル「ル・スイユ・ミュジカル(音楽のしきい)」を創設し、パリ、ベルリン、東京、バンベルク、グルノーブル、オーベルヴィリエで公演を行っています。作曲家としては、彼の作品がアンサンブル・セタ、THReNSeMBLe、ル・スイユ・ミュジカル、ジョルジュ·エネスク·フィルハーモニー合唱団、歌手のマリー=アデリーヌ·アンリ、アレクサンドラ·ウンティート、ヴァンサン·ル·テシエ、そしてピアニストの野島恭子らによって演奏されています。
アルベはパリ国立オペラのアトリエ・リリックでキャリアをスタートし、マドリード王立劇場では指揮助手として、ピエール·ブーレーズ、小澤征爾、サイモン·ラトル、セミョン·ビシュコフ、ペーテル·エトヴェシュ、インゴ·メッツマッハー、シルヴァン·カンブルラン、アレホ·ペレスといった名だたる指揮者たちと共演しました。その後、ミラノ・スカラ座でクルタートの《終わりのとき》において5年間クルタートの助手を務めました。そして2025年9月、ジョルジュ·エネスク国際音楽祭にてこのオペラのルーマニア初演を自ら指揮し、作品の創作過程における自身の重要な役割を広く知らしめる機会となりました。

Akira MIYAGAWA
ポップス音楽監督・指揮者
作曲家/1961年東京都出身
劇団四季、東京ディズニーランドなどのショーの音楽で作曲家デビュー。その後、数多くのミュージカル・舞台音楽を手掛ける。代表作に「ONE MAN'S DREAM」「身毒丸」「シャンポーの森で眠る」「ミラクル」「ハムレット」「マクベス」「家なき子」「血の起源」「星の王子さま」「ルビチ」「ザ・ヒットパレード」「ムサシ」「欲望という名の電車」「ナイン・テイルズ」「DOROTHY~オズの魔法使い~」など。1996年「身毒丸」で第4回読売演劇大賞・優秀スタッフ賞受賞、2000年「ミラクル」で東京芸術劇場ミュージカル月間優秀賞受賞。2005年「ハムレット」(再演)で第12回読売演劇大賞・優秀スタッフ賞受賞。2021年祝祭音楽劇「天保十二年のシェイクスピア」で第28回読売演劇大賞・優秀スタッフ賞受賞。また、2004年には松平健のショーのために作曲した「マツケンサンバⅡ」が大ブレイク、舞台音楽からヒット曲を送り出した。
一方、『コンサートはショーである』を信条にさまざまなコンサートを企画し、平原まこと氏とのデュオ「アキラさんとまこと君 ふたりのオーケストラ」(2006〜2021年)「未来の音楽授業!アキラ塾」「アキラさん's アカデミー」自作の舞台音楽を演奏する「宮川彬良 心deバレエ」「宮川彬良×米良美一ふたりの歌謡ショウ」「0歳からのパントマイム・オーケストラ」など多彩なスタイルを披露、作曲、編曲、指揮、ピアノ演奏、解説すべてが自身によるそのコンサートは幅広い層に親しまれている。演奏会でよく演奏される「風のオリヴァストロ」は、TV番組「AQUOS美術館『かくて名画は生まれた』」のテーマ曲として作曲し、のちに歌詞がつけられ代表作のひとつとなった。また、「シンフォニック・マンボNo.5」はベートーベンの交響曲第5番「運命」とペレス・プラードの「マンボNo.5」をミックスした究極のアレンジ作品で、海外でも人気がある。
1995~2010年 大阪フィル・ポップス・コンサートの音楽監督・常任指揮者、1998年~宮川彬良&アンサンブル・ベガの音楽監督、2014年~Osaka Shion Wind Orchestraの音楽監督、せたがや文化財団スペシャルプロデューサー。
2003~2010年NHK Eテレ「クインテット」、2009~2010年NHK BS2「どれみふぁワンダーランド」、2011~2012年NHK BSプレミアム「宮川彬良のショータイム」の音楽担当、並びに出演。2012~2018年文化放送「玉川美沙ハピリー」内「ハピリーくらしっく」レギュラー出演。2001年アニメ「星のカービィ」、2012年「宇宙戦艦ヤマト2199」、2017年「宇宙戦艦ヤマト2202」の音楽担当。2013年歌劇「あしたの瞳」、2015年歌劇「ブラックジャック」を発表。2016年NHK木曜時代劇「ちかえもん」、2017年NHK連続テレビ小説「ひよっこ」、2022年NHK特集ドラマ「アイドル」の音楽担当、「第68回紅白歌合戦」のオープンテーマ、2020/21年全日本吹奏楽コンクール課題曲「僕らのインベンション」作曲など、その活躍の場は多岐にわたる。
2022年 エッセイ集"「アキラさん」は音楽を楽しむ天才"(NHK出版)を上梱。
2024年11月2日 宮川彬良祭り
※★は首席奏者を示します
松野 弘明
剣持 由紀子/屋比久 潤子/上田 博司/中村 朱見/秀川 みずえ/河合 晃太/小澤 郁子
★ビルマン 聡平/七海 仁美/伊東 佑樹/升本 理央/寺田 久美子/高階 久美子
★長石 篤志/錦田 知子/沼田 由恵/浅川 文
★高橋 麻理子/町田 正行/佐藤 実樹/梶原 葉子
★倉持 敦/永田 由貴/中村 尚子
★荒川 洋/立住 若菜/斎藤 光晴
★藤本 茉奈美
Manami Fujimoto
大野 葉一朗
Yoichiro Ono
★西尾 郁子/松元 香
★廣幡 敦子
Atsuko Hirohata
阿部 和輝
Kazuki Abe
★大野 雄太/古谷 幸子/高崎 万由/吉澤 夏未
★岡崎 耕二/箕輪 綾子/東川 理恩
★箱山 芳樹/上田 智美
恵藤 康充
★佐藤 和彦
★岡田 全弘/★三橋 敦/柴原 誠/秋生 智之/勘座 光(ドラム)
池城 菜香
創立・統括:荒川 洋
事務局長:広瀬 公美子
企画営業部 部長:足立 櫻子
イベントプランナー:調整中
舞台チーフ:成瀬 清明
サブ・運営スタッフ:大河内 豊/馬瀬 英明/岩崎 尚人/武田 怜奈/神取 歩惟
ライブラリアン(楽譜管理):堀内 英子
• 世田谷から全国へ。音楽とともに人と人をつなぐ文化拠点に。
• 宮川彬良氏との連携による創作・舞台芸術・地域連動企画の展開。
• 地域・教育機関と連携したアウトリーチ・子ども向けプログラム。
• YouTube・オンライン公演等、デジタル活用による広域発信。