
横浜フェリス女学院短期大学音楽学部および大学院研究科にて山岡優子氏に師事、卒業後パリに渡る。 エコール・ノルマル・ドゥ・ミュージックにてピアノをラムヂ・ヤッサ氏、ブーローニュ市立音楽院にて室内楽をオータンス・カルティエ・ブレッソン氏、そしてパリ国立高等音楽院のピアノ伴奏科でジャン・ケルネル氏に師事。コレット・ゼラ氏に助言も受けた。
ソリストおよび室内楽奏者としてサル・コルトー、シテ・ドゥ・ラ・ミュージック、ディナール音楽祭、若い才能のためのパリ音楽祭、プラハの春音楽祭、そしてテアトロ・レアルらのホールで演奏を行う。
日本でも、トリフォニーホールでのリサイタル、そして武蔵野市民文化会館にて、バリトン歌手、ヴァンサン・ル・テクシエとのリサイタルはNHKで後日放送のため同時録画された。
またオーケストラ、アンサンブルの鍵盤楽器奏者(ピアノ・チェンバロ・チェレスタ・ハーモニウム)として、ダニエル・ハーディング、インゴ・メッツマッハー、ジョナサン・ノット、ピエール・ブーレーズ、クラウディオ・アバド、ペーター・エトヴォシュ、ズービン・メータ、バーバラ・ハンニガン、マティアス・ピンチャー、アルノー・アルベといった一流指揮者のもとで、一流オーケストラ、アンサンブル(マーラーチェンバーオーケストラ、ルツェルンフェスティバルオーケストラ、ルードヴィッヒ、ミュンヘン・フィルハーモニー、ブーレーズアンサンブル、ルソイユミュジカル)とフランス、ベルギー、イタリア、スペイン、オランダ、スイス、ドイツ、オーストリア、日本各地で演奏する。
その他ザルツブルグ夏期音楽祭、ルールトリエナル・フェスティバルにおいても伴奏ピアニスト(コレペティトゥーア)として活動。
2010年にはミッシェル・モラゲスとCDをリリース。19世紀、20世紀のフルート、ピアノの知られざるレパートリーを集めたCD「Perles oubliées de la flûte / 忘れられた真珠、フルート名曲選」は貴重な試みとして高い評価を得た。
2000年から器楽・声楽科伴奏ピアニストとしてパリ国立高等音楽院で後進の指導にあたる。
現在はベルリン在住。フランス‐ドイツ音楽学校ベルリンにてピアノ教授のクラスを持つ。