パリ国立高等音楽院(CNSMDP)フルート科をプルミエ・プリ(首席)で修了。小澤征爾氏の抜擢により新日本フィルハーモニー交響楽団に入団し、副首席・首席奏者を22年間務めた。現在はソリストとして活動する傍ら、広島交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団などの公演に出演し、琉球交響楽団をはじめ各地のオーケストラにゲスト首席として招かれている。
教育活動にも力を注ぎ、沖縄県立芸術大学フルート講師を10年間務めたほか、現在は洗足学園音楽大学およびドルチェ・ミュージック・アカデミー講師として後進を育成している。
作編曲家としても幅広い活動を展開し、代表作にオペラ《御代に花咲く》、バレエ《ダフニスとクロエ》、管弦楽作品《小笠原組曲》がある。校歌の分野では、千葉市立真砂第二小学校・西小学校の校歌作曲、群馬県笠懸西小学校の校歌作詞作曲を手がけたほか、群馬県みどり市公式キャラクター「みどモス」のテーマも作詞作曲している。
演奏面ではヴェネツィア室内合奏団との定期共演をはじめ、CD《フレンチ・コンポーザーズ》は『レコード芸術』特選盤に選出されベストセラーを記録。さらに、CM〈伊右衛門〉や映画『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』など数々の話題作の録音に参加し、Another Sky にも演奏出演している。
(一財)地域創造協力アーティスト、ソニー音楽財団アーティストとしても活動。
代表として、AR グラス「Visuo-nix」事業を推進し、世田谷を拠点とする Orchestra Tokyo を主宰。また、MUSIC NEO by 株式会社サウンドテラス として音楽マネジメント事業を2025年9月より始動し、演奏家としての経験を基盤に新しい音楽事業や文化創造の形を提示し続けている。
2025年9月には、テレビ番組『題名のない音楽会』にて葉加瀬太郎氏と共演。ジャンルや領域を超え、音楽の可能性を拡張する活動を続けている。





